【就活生の皆様へ】公務員就職のススメ
世間ではコロナショックによる「内定取り消し」や「派遣切り」が横行しています。
そもそもなぜこんなことが起きるか?
それは販売不振、工場稼働停止などにより
「企業の業績低迷が見込まれたから」
です。
しかし、「公務員」という、公益性が極めて高い職業は全くもって
そのような非情な仕打ちを受けることはありません!
この記事ではそんな「公務員」という職業をオススメする理由
を紹介していきます!
1. そもそも公務員とは?準公務員とは?
公務員とは、国や地方公共団体などの職員として、広く国民に対し平等に働くことを
活動目的とし、営利を目的とせず人と社会のために幸せな生活の舞台をつくりだし支える仕事を担う職業です。
ザックリ言うと国民からいただいた「税金」という資金源で国をよりよくするために
活動する、そんな職業ですね。
準公務員とは公務員ではないものの、公務員のような社会全体の利益のために働く職業についている人のことです。
みなし公務員という言葉が同義ですね。
準公務員にあたる職業としては郵便局員、銀行員、国公立病院勤務の看護師、JR などの公共交通機関の職員、通信会社職員、電気会社職員、ガス会社職員、NHK 職員、公共図書館職員などがあげられます。
ちなみに私は「準公務員」という身分にあたります。
しかし、国家公務員法が適用されたり給与水準も人事院(国家公務員のお給料とか決める機関のこと。)が定める基準に準拠しているのでほぼ国家公務員、といったところでしょうか。
ちなみに準公務員は副業OKです(笑)
2. 公務員のメリットは?
~安定性~
ズバリ、抜群の「安定性」ですね。株価が下落しようがコロナで世間が大騒ぎしようが
そんなの関係ナシ。毎月ちゃんとお給料が振り込まれます。
業績不振が続いたりすると民間企業は「ボーナスカット」とか
平気でしてきますが、公務員はボーナスは基本的に必ず出ます。
この図を見てください。
少しデータが古いですが国家公務員の
2013年~2017年の平均ボーナス(夏・冬合計)の推移です。
こっちは地方公務員版。
ね?そこそこ貰えてるでしょ?それゆえ「資産形成」も堅実にできます。
老後2,000万問題とかあるじゃないですか?
あれで自分の将来が心配になった方にはとてもオススメな職業です。
(退職金が満額で2,000万円近くもらえるところが多い。)
~充実した福利厚生~
福利厚生はかなり良いです。各種社会保険完備、ジムが安くなったり旅行金額が安くなったり、国家公務員の場合は格安でメチャメチャ広い官舎に住めちゃいます。
ちなみに私の所属している組織では家賃補助が7万円~10万円程でます。
このような待遇の良さも公務員ならではですね。
~豊富な職種~
ひとえに公務員といっても本当にいろいろな職種があります。
霞が関の省庁で働く官僚だったり身近な市役所で働く事務職員だったり。
自衛隊なんかもそうですね。
貴方の専門とする分野を仕事にしている公務員もいるかもしれません。
~やりがい~
公務員や準公務員といった職業はその性質上極めて公益性が高いです。
そのため
「国民生活と深く結びついていたり」、
「国の政策に強く影響を与えている、受けている」
ことが日々実感できます。
国民に感謝されたりするのは、かなり大きなやりがいになります。
3. 公務員のデメリットは?
~公務員試験の壁~
公務員という職を得るためには公務員試験を突破しなければなりません。
公務員試験の倍率はこちらのサイトに詳しく記載されています。
低いものは3倍くらい。高いものは170倍近いものまであります。
しかし、地方公務員の倍率は地区によって差こそあれど、おおむね
5倍~15倍くらいのレンジに収まっています。
でも公務員試験って意外と「お試し」で受ける受験者が意外と多いので、
実際よりも倍率って高く出ちゃいがちなんですよね。
(公務員試験そのものは無料で受けることができる。)
ですのでちゃんと勉強すれば十分にチャンスはあります!
というか勉強が得意な方には十分に合格のチャンスがあるのです!!
ちなみに準公務員は一般企業同様、就職試験に「SPI」が使用されていることが
ほとんどです。公務員試験ほど準備が大変ではありません。
どちらかというと内面が重視される傾向にあります。
~若いうちは給料が低い~
これが若い方々が公務員を避ける大きな理由ではないかと思います。
ぶっちゃけ若いうちは、ビックリするくらい給料が低いです。。。(笑)
しかし、公務員は勤続年数が長くなればなるほど給料が上がっていくので
そこを我慢できるか否かでしょうね。
~刺激は少ない~
ひたすら企業の利益を追い続ける一般企業と違い、公務員や準公務員は市民の安全を守るために働きます。
それゆえ「新進気鋭!ムーブメント起こすぜ!」みたいな空気は無いところが
ほとんどです。
予算も減らされているセクターがほとんどですので、設備も結構古かったりします。
ですので刺激に飢えた方にはあまり向いていないかもしれません。
4. まとめ
公務員、準公務員のメリット、デメリットについてザックリ紹介してきました。
国のために働きやりがいも十分、お金もたまりやすい、そんな
公務員、準公務員を目指してみてはいかが?